どもども~( ´ω`)ノ

前回からの続きでということで2017年8月に愛知県の碧南市に行ってきたときの様子。
半田の赤レンガをあとにして、 本日の目的地となる碧南市に到着しました。

なんで碧南に来たかといいますと、碧南の新川駅近くに衣浦温泉があり、その温泉街にはかつて衣浦荘と呼ばれた特殊飲食街、いわゆる赤線地帯が存在していました。
今回はその面影を味わいにやってきたというわけです。


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ここがメイン通りになるのかな。
全くもってかつて賑やかな温泉街があったとは思えない普通の町・・・。


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と思ったら通り沿いには衣浦温泉組合のボンボリ。
もともとは近くにあった明治航空基地の海軍将校用に出来た衣浦温泉(衣浦荘)ということで歴史は明治19年頃まで遡るようです。
特殊飲食街としてスタートした衣浦荘は、売春防止法の施行に伴い温泉を掘削し衣浦温泉街と名を変え現在に至っているんですねぇ。
最盛期には多数の旅館や置屋さん、劇場などの娯楽施設があったそうですが、しかしまぁ、こうやって散策していると現在は温泉街としての活気はゼロです。



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まず最初に出会った関連物件かなぁと思われる建物。
淡いピンク色の外壁が目を引く旅館でした。
『旅館八千久』だったようですが、今はもう看板は外されていました。



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いかにもな赤線旅館風情がいいですねぇ。
かなり朽ちているように感じますが、廃墟化してるんでしょうか。


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お二階部分。室外機が渋すぎ。


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ピンク旅館の向こうにも素晴らしい物件がありました。


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こんなに手入れの行き届いた物件もなかなかないですねぇ。
素晴らしいのひとこと。
今すぐ登録有形文化財に指定ってことでいいんじゃないですか。


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今は手作りの店として利用されているみたいです。
いやぁ、ずっと残して欲しいですねぇ。


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大切に受け継がれてきたんですねぇ。今もベンガラ壁が非常に綺麗。


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住んでるかたの愛情を感じますねぇ。


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洋風な菱形の飾り窓と和風なだ円の飾り窓も印象的。



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今回は逆光の時間帯だったので今度リベンジしなくては。
また来たいですねぇ。もっと綺麗に撮ってみたいなぁ。


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こちらのお店は今はカラオケ喫茶となっていますが以前はスナックかな。
『衣浦荘跡に行ってきました②』に続きます。
ほいでは~(*´ω`)/