『2019年 5泊6日で広島、山口、北九州に行ってきました』
どもどもどもど~も(*´ω`)/
前回からの続きで、本日は憧れの宿『芳和荘』にご一泊でございます。
ドキドキしながら玄関のドアをガラリんこ。
おお~!。散々ネットで見てるけど、やっぱり生の芳和荘はええわぁ(*´ω`*)
愛想のいいご主人の存在もネットでの事前の調査で把握済w
是非たくさん写真撮っていてくださいと言われ、遊郭好きということもすぐに見抜かれたようでw
いやぁ、それにしても築100年ほどとは思えないほど綺麗で、隅々まで手入れが行き届いている様子がうかがえます。
これだけの建物をご主人がたったひとりで維持してるってのが凄すぎる((((゚д゚;)
ほどほどに玄関まわりの写真を撮ってからお部屋に案内してもらいました。
お部屋は二階にあるんですが、
『ここに泊まる人は二階の階段を上ったら溜息をつくんですよ』
ご主人から説明を受けながら階段を上っていくんですが、
心の中で、「ええ、もちろん知ってます。事前にネットで飽きるほど見ましたのでw』
そうそう!これこれぇ!これが見たかったんですよねぇ!ヽ(゚∀゚)ノ
芳和荘といったら中庭をぐるっとロの字に囲った吹き抜けの回廊!
いやぁ、ご主人のおっしゃるとおり感嘆の溜息が漏れまくりです。
なかなかうまく撮れないんですけど、壁に背中をくっつけてなんとか回廊の全体をおさめれるように何度もシャッターをきりました。
すごいですよねぇ。お部屋を出たらすぐお庭を見下ろせるなんて。
ご主人いわく夜には灯りをつけますんでもっと雰囲気が出ますよとのこと。
いやぁ、鼻血出そう。
吹き抜けになってますので風雨の影響はモロ受けなんでしょうけど、これが廊下も手摺りも掃除が行き届いてピッカピカのツッルツル。
築100年もの妓楼だけに建物本体の傷みは否めませんが、清潔感はバッチリ。
廊下の欄干の板にそれぞれ文字が抜かれているんですが、繋げるとある名称になります。
ご主人に『明日の朝まで考えてみてください』と問題を与えられましたが、
すんません。事前のネット調査で答え知ってまして・・・
あんまし下調べし過ぎるのもよくないなぁ。一晩あれこれ考えてみたかったよ。
歩くと思いのほか大きい音でギシギシときしむ廊下。
この音も遊郭の歴史を感じさせる味付けですねぇ。
本日宿泊するお部屋は下津江というお部屋。
どんなかなぁ。ワクワク(*´ω`*)
ほほう!こりゃシンプルで落ち着く雰囲気です。
かなり寒い日だったんですが、エアコンもあるし隙間風もほとんどないので心配なさそう。
この旅最後の夜は静かに遊郭の夜を感じながら過ごしましょう。
お部屋には小さな鍵付きの棚がありました。
娼婦が使ったのか客が使ったのか、想像をかきたてられます。
押し入れを開けたら古い扇風機。
廊下の各所にはストーブが設置されていて、吹き抜けにも関わらずさほど寒さを感じませんでした。
なんだかすごく暖かいんですね。トイレとかお風呂とかにもストーブが焚かれていて。
居心地がよくて懐かしくて、油断すると涙腺ゆるみそうになる。
ではではすでに薄暗くなりつつありますが、萩の街を軽く散策してこようかと思います。
『5泊6日で広島、山口、北九州に行ってきました』まだまだ続きます。
※2019年3月訪問
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