どもど~も(*´ω`)/

今回は草津温泉に行く途中に寄り道した軍事遺産です。

日本の都市が空襲に備えていた大戦末期。
全国に急ピッチで建設された防空監視哨はこんな内陸部にまで造られていたのでした。
今もなお文化財として保存されている防空監視哨を見に、草津温泉へ向かう途中で立ち寄ることにしました。

確かこの辺りだったような・・・と以前調べた曖昧な記憶を辿りつつ車を走らせていくと目印となるホームセンターを発見。
この近辺にあるというので車を停めて周囲を見渡してみると・・・

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防空監視哨ということで木々でカモフラージュされた見つけにくい物件だろうと想像していましたが、
畑の真ん中にモッコリと意外にわかりやすい。


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さすがは町指定の重要文化財という扱いなので、案内看板程度は設置されています。


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仮設にて鉄パイプ屋根が付いてますねぇ。
ちょっとでも劣化を防ぎ保存に努めようということなんでしょうが、
画的には邪魔だなぁ・・・。


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中は入れないように簡単な柵が施されていますが、わざわざ乗り越えなくとも上から内部を覗くことができるので問題ありませんでした。


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こんなに立派な説明板がありました。
言っちゃなんですが、こんな山奥で24時間体制で監視する必要があったのでしょうか。


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よじ登ってみるとこうなってました。
ラッパ状で集音しやすい造りというのがよくわかります。
やっぱり屋根が邪魔ですけど保存のためには必要なのかもしれませんね。


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内部はこんな感じでした。
特に台座などの痕跡はなにもありません。


長野原町防空監視哨(聴音壕)の場所はこちら