どもど~も(*´ω`)/
前回からの続きで千葉県は富津岬の先っぽに来ております。
引き続き雨模様の中、軍事遺産を探索中。
富津公園の駐車場に車を停めて、元洲砲台の付近にある遺構を探しに行ってみます。
砲台が廃止されてから、この一帯は富津試験場として大砲などの実射試験場として使用されました。
監的所が全部で3箇所、避害所、弾丸射入窖、監視所、イテ塔と呼ばれる銃用砲塔、そして観測所といった遺構が存在しているようですが、結構な雨と大量のヤブ蚊・・・。
どんどん意欲が削がれていきます。
まずお出迎えしてくれたのがコレ。
ぬりかべチックな避害所で、防弾壁がズーンと居座ってます。
ぬりかべチックな避害所で、防弾壁がズーンと居座ってます。
これはなかなかの存在感ですねぇ。
こっち側は緑化中。
裏側。
もう、蚊が凄くて近づけませんです。
もう、蚊が凄くて近づけませんです。
爆風を和らげる監視窓アップ。
お次は避害所のすぐ先にあるのは弾丸射入窖と呼ばれる分厚いコンクリートのカマボコ。
内部はクモの巣に阻まれて見れませんでしたけど、この中で実弾を発射して試験を行っていたそうです。
内部はクモの巣に阻まれて見れませんでしたけど、この中で実弾を発射して試験を行っていたそうです。
真横からみるカマボコ。
尻尾から見るカマボコ。
蚊に追われつつ、次の遺構を探して急ぎ足で森の中を進みます。
ありました! あんなところにポツ~ンと!
これは西側監的所で、両翼に同じものがあと二ヶ所あるみたいですが、今日はもうコレだけ見れば満足かな。
入りません。蜘蛛の巣がスゲィので・・・(´Д`;)
いかにも軍事遺産らしい怪しさがあって好みのデザインでした。
もうこれ以上蚊に刺されまくるのは我慢できないのでとっとと駐車場に戻りましょう。
もうこれ以上蚊に刺されまくるのは我慢できないのでとっとと駐車場に戻りましょう。
駐車場に戻って、今度は地図上でツンツンに尖ってる富津岬の先端へ行ってみました。
一番先っぽには明治百年記念展望台。
結構な雨なんですけどね。でもせっかくなので昇らないと・・・
展望台からの景色。
奥の森が先ほどの富津試験場の跡地になります。
コチラは東京湾。
沖合のひょうたん島みたいな島は、東京湾要塞第一海堡。
沖合のひょうたん島みたいな島は、東京湾要塞第一海堡。
要塞好きなら一度は上陸してみたい憧れの人工島です。
ズームで第一海堡を見てみます。
うっすら見えるのは第二海堡かなぁ。
なんだか派手に工事してるみたい・・・
なんだか派手に工事してるみたい・・・
展望台から降りて、砂浜沿いを少し戻って監視所へ行ってみることにしました。
そうそう、コレコレ。
この監視所こそ、自分の中で富津のシンボルみたいな感じがしてるんですよねぇ。
何度も目を通した竹内 正浩著 『戦争遺産探訪 日本編』の表紙を飾っている物件なので、実際に見れてちょっと感動してます。
スリット部。金属の類はまるで残ってないですねぇ。
ご丁寧に階段代わりにビールケースが置いてあり、内部に入ることができました。
天井部。いい味出てますねぇ。
床面はこんな感じ。
とくにゴミが捨てられているといった荒れ方ではありませんでした。
以上、富津元洲堡塁砲台跡散策の様子でした
ほいでは~( ´ω`)ノ
2013年 9月 訪問
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