夏になれば、さぞかし大勢の海水浴客で賑わうんだろうなぁと思わせる広い駐車場。
季節はずれに訪れた目の前の海は絶えず大きな波が押し寄せ、チラホラとサーファーの姿がありました。

そんな絵になるビーチの裏手。
鬱蒼と茂る木々の間にチラっと顔をのぞかせる無機質な塊がひとつ・・・。

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このコンクリートの構造物はトーチカです。

大戦末期、やがて上陸してくるであろう敵さんを海岸線で迎撃するために作られた本土決戦用トーチカなんですねぇ。



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ちゃんと見に来る人がいるんですね。
斜面にはしっかりと踏み跡が出来ているんです。
クモの巣はヒドイですけど。


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表面上を見る限り、非常に程度がいいようです。


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コンクリートの表面が白くて滑らか。劣化も少なくキレイなもんです。
戦時中に作られたコンクリ建造物の独特な薄気味悪さが見受けられないように感じました。


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砲爆撃に耐え切れるよう分厚い壁。


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内部はどんな感じかなぁと思ってカメラを突っ込みたかったんですが、手が届かなかったですねぇ。