ここは長崎県大村市にある下原口公園という街の小さな憩いの場。
平和な午後の昼下がり。
中学生?高校生?
見晴らしのいい場所で青春を語り合う若人ふたり。
見晴らしのいい場所で青春を語り合う若人ふたり。
青春(゚∀゚)
君たちが登っているそれ、掩体壕ですよ。主に零戦が格納されてたんですよ。
でもそんなこと若人は知らないよね。
でもそんなこと若人は知らないよね。
簡単に言えば飛行機を空襲から守るための防空壕が掩体壕です。
かつてはここに第21海軍航空廠があり、大村海軍航空隊という沖縄へ特攻作戦を行った部隊が駐留していました。
かつてはここに第21海軍航空廠があり、大村海軍航空隊という沖縄へ特攻作戦を行った部隊が駐留していました。
キレイに埋めて改修されてますねぇ。
うまくカモフラージュしてありますが見る人が見ればやっぱり掩体壕そのもの。
うまくカモフラージュしてありますが見る人が見ればやっぱり掩体壕そのもの。
内部はこうなっていました。
ゲートボールの器具やら掃除道具やらが詰め込まれ、現在は倉庫として利用されているみたい。
表面は公園遊具、内部は倉庫。見事なリノベーションです。
ゲートボールの器具やら掃除道具やらが詰め込まれ、現在は倉庫として利用されているみたい。
表面は公園遊具、内部は倉庫。見事なリノベーションです。
よじ登るためのチェーン、滑り台も増設。
富士山遊具のような遊び方が出来ますねぇ。
コンクリートの表面処理がゴテゴテですので、遊具として登って遊ぶにはちょうどいいグリップ感。
遺構というものは当時のまま手付かずのまま保存されるのが最良だと思っていましたが、これもまた『遺す』 方法のひとつ。面白いですよね。
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