どもど~も(*´ω`)/

毎度毎度ネタが古くて申し訳ありませんが、今回は2016年に1泊2日で訪れた京都の散策を記事にします。
例によって数年経てば街の景色は変わってしまいますので現在では取り壊された建物もあると思いますのでご了承ください。

訪れたのは2016年の3月。
1日目は八幡市にある遊郭好きにとっては奇跡的聖地である橋本遊郭跡。
その日の夕方には京都市へ移動し五条楽園跡の宿で一泊。
2日目は早朝から五条楽園を散策し島原遊郭跡を訪れました。
2日間の日程で途中、石清水八幡宮を観光した以外は全部遊郭関連という偏った内容の旅ですが、個人的にはボリュームがあり過ぎて、とても2日間じゃ物足りず再びの京都再訪を決意した旅となりました。

というわけで『2016年 1泊2日で京都に行ってきました』
初日は天気に恵まれず雨の中を岐阜から京都までドライビン。
お昼過ぎに最初の目的地である京都府八幡市の橋本遊郭跡に到着しましたが依然雨は降りやまず傘をさしての遊郭散策となりました。



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堤防から眺めることができる橋本遊郭跡の妓楼群。
駐車場が見つけられず狭い遊郭内をウロチョロして迷い迷って少し離れたコインパーキングに停めてここまで歩いてきました。
かつて幕末の志士などは船で橋本遊郭へ遊びに来ていたそうですので、川沿いから眺める遊郭跡を初見にしたいと思いここから散策を開始します。




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結構降ってるんですよねぇ。一時は横殴りで傘が役にたたないほど。
奇跡的と言える街並み保存にひたすら興奮&感動してるんですが、散策スタートと同時にズブ濡れです。早くも靴の中がグチョグチョで泣きそ。



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思案橋的な橋を渡って郭内へと入ります。
憧れの橋本遊郭だけに散々ネットで調べて知ってはいるんですけど、やっぱり自分の目で確かめる瞬間はドキドキしますねぇ。




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妓楼かと思われる建物が川沿いに建ち並んでいますが、かなり老朽化してるみたいですねぇ。



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二階部分に丸窓が見えました。



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橋を渡って正面から眺めると、丸窓の建物は歯医者さんだったんですねぇ。



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橋を渡ってすぐ大型の妓楼が連続して存在しているんですねぇ。



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足元のモザイクタイルといい透かし彫りといい、豪華かつ重厚さが他の遊郭とは一線を画してる感じですねぇ。



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橋のたもとにはかつての道標が残されていました。



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こちらのお宅も素晴らしく状態がよく溜息が漏れそうなほどお洒落で綺麗な妓楼です。



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そしてハイレベルな妓楼群が軒を連ねる目抜き通り。
最初に見た時はとにかく感動の嵐でしたねぇ。こんな感覚は久しぶり。



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しかも普通の住宅として存在し続けているというのは大変だと思いますし、主がいなくなり廃屋となってしまえば朽ちていく速度は増していくため、この状態を維持していくには第三者の協力が必要不可欠なのかなぁと思います。



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この先はわかりませんが2016年当時においてはまだ奇跡は継続中のように見えます。
いやほんと現在これだけの豪華な妓楼建築が一挙に見ることができるなんて橋本遊郭が唯一無二であり、歴史的にも非常に価値のある場所なんですねぇ。
それにしても淡い色のタイルがカワイイ。




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雨のせいか人通りはほとんどなく、たまに車が通り抜けるくらい静かだったので、ほんと何かしらの世界に迷い込んだかのような幻想を抱いたくらいです。



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そして橋本遊郭跡にて今も宿泊可能な宿として人気の多津美旅館。
実はこの旅の初日である今日はこの多津美旅館に宿泊したいと思い予約の電話を入れたのですが残念ながら満室でした。
宿泊できなかった反動からか、それ以来というものずっと多津美旅館に対する想いは募るばかりで、翌年の2018年に再びの電話を入れ宿泊することが叶いました。
2018年の橋本遊郭散策記事も近日中にアップしますのでご期待ください。


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というわけで今回は宿泊できなかった多津美旅館。
かつてはダンスホールとして営業していた時期もあったそうで玄関には男女が踊る有名なステンドグラスがあるんですねぇ。今回は見れませんでしたが。



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これこれ。これが見たかったんですよねぇ。
重厚な遊郭建築の橋本遊郭において唯一といっていい背伸びしたチープさを感じるカラフルなステンドグラス。
このアンバランスがハートをくすぐるんですよねぇ。コチョコチョと。



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次回の訪問時には必ず泊まらねば。
そう誓った翌年の2017年に社員旅行で無理繰りねじ込んで夢を叶えたのであります。

というわけで『2016年 1泊2日で京都に行ってきました』次回も続きます。
結構な枚数を撮影した旅ですので、まだまだ先は長いです。
ほいでは~( ´ω`)ノ