どもど~も(*´ω`)/
前回からの続きで2019年、滋賀県の大津市にある柴屋町遊郭跡を散策しております。
周囲の都市開発を余所に圧倒的な存在感をまき散らすシンボリックな妓楼を撮りまくり、お次はその脇から延びる抜けられます的路地を入ってみます。
下調べでこの先の路地の画像はさんざん見て知ってるんですけど、実際に踏み入れるとやっぱりドキドキするもんですねぇ。
路地はL字に延びて、まず最初の突き当りのお宅にはそれっぽい透かし彫りの装飾があったりと。
それにしても極狭ですねぇ。曲がった先は狭く暗くなるんですよねぇ。
昔はほんのり薄明りが燈ってたりして雰囲気抜群だったことでしょう。
この通りにも雰囲気の残る素敵な建物がいくつか。
こちらは全面タイル貼りのカフェー調の大型物件。
現在売物件という扱いのようですが、凝った装飾で人目をひいたり、それなりの行き来がある通り沿いに面していたりと用途は色々ありそうなので取り壊される可能性はやや低めかな。しらんけど。
現在は住宅として使用されている建物も二階部分にそれっぽい意匠があったりして、もしかしてそうだったのかなぁと想像しながら歩くと楽しいわけで。
ブルーシートで覆われている物件は柴屋町遊郭を紹介するサイトでよく登場する日出の屋という屋号が残る物件です。
最初ブルーシートが目に飛び込んできた時には思わず『ゲ!((((゚д゚;ノ)ノ 』ってなりましたが。
薄暗い路地にあって日が差さず状態のいい鑑札(゚∀゚)ハケーン。
いやぁ、渋いですねぇ。歴史ある色街の雰囲気プンプンですねぇ。
ここの路地が最も印象深かったかなぁ。
路地を曲がったら洗濯機と自転車がズラリと並び、建物の扉や窓は全開で居住区と路地の境がないといいますか、いや、あるんですけど感じさせないといいますか、ストリート感といいますか、ちょっとだけ東南アジアを感じさせる空間となっておりました。
どうやらちょっとしたドヤ街みたいなエリアになってるみたいですねぇ。
その中で最も気になった物件がコチラの建物。
自転車がかなり邪魔ですけど、玄関まわり1階部分2階部分と妓楼チックな意匠が数多く見られます。
これほどの物件なので是非とも正面から撮影したところですが、いかんせん路地が狭すぎて超広角といえど難しい・・・。
二階部分にはひょうたん窓、手摺りにもひょうたんの彫りがあります。
ここにも釣鐘窓がありました。
お!路地の出口が見えました。最後は家屋の一階部分から一般道に出ます。
この先に遊郭があることを知る人でないとなかなか入ろうとは思わない路地です。
抜けた先がコチラ。この建物も関連物件だったみたいですねぇ。
やっぱ普通なら入っていかないですよねぇ。どう見ても人ん家だもん。
栄の喜という屋号かな。
というわけで、次回も柴屋町遊郭跡をブラリンコです。
ほいでは~(*´ω`)/
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