ど~もど~も( ´ω`)ノ 
みんな大好き明治村。

前回から引き続き、過去に博物館明治村に保存展示されている近代化遺産を撮影したときの写真を掲載してまいります。
というわけで今回は金沢監獄のすぐお隣に保存展示されている前橋監獄雑居房の見学です。
明治五大監獄として堂々たる監獄建築の金沢監獄と比較すると、前橋監獄雑居房での囚人生活の過酷さを感じるには充分過ぎる佇まいを見せております。
やっぱり時代を遡れば遡るだけ囚人の扱いがえげつなくなっていくんですねぇ。

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木造平屋建ての雑居房ということで、外観からすでに切ないです。
建設は明治21年ということで1888年。130年以上前の監獄建築となります。


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移築した際に半分程度に切り詰めたそうで、本来は倍の長さがあったそうです。
もう時代劇で見る牢獄そのものですねぇ。


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この太い木材で鳥籠状に組んだまさに日本のザ・牢屋。
錠前も映画でよく見たガチャコンタイプで針金でホジホジすれば開くタイプ。


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鍵に手が届かないように鍵の周囲は隙間なく組まれているんですねぇ。


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突き当りには洗い場が備えてあります。


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それにしても夏はまだしも冬は耐え難いでしょうね。
雑居房には壁もなく外からの風に吹き曝されている状態ですのでこれは厳し過ぎますね。
真冬にあのオレンジ色の囚人服のみの着用でここにぶち込まれたとしたらゾッとしますね。

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う~む。収監されるなら絶対にここは嫌。金沢監獄がいい・・・。


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というわけで前橋監獄雑居房を見学しました。
お次も博物館明治村の様子をお届けします。
ほいでは~( ´ω`)ノ