ど~もど~も( ´ω`)ノ

前回からの続きで『2022年 5泊6日で福岡、対馬、壱岐へ行ってきました』

この旅3日目の午後は対馬の上見坂公園内に残る上見坂堡塁跡を見学中。
砲座跡をグルっと回って今度はお便所跡にやってきました。

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お便所跡は立入禁止の立て札が設置されていました。
特に危険な場所でもなさそうですけど、便器に足を取られる可能性はあるのかもしれません。


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広場に出ました。練兵場だったとか?
何かしらの関連施設が建てられていたと思われます。


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広場の片隅に集められていたのは兵舎の基礎として使われた石材の破片かな。


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屋根瓦も落ちていました。


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こちらが門柱ですので正門だった場所ですね。
地面には開閉用ガイドレールの痕跡も確認できました。


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こちらは井戸。


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濾過槽は枝葉で埋まっていました。


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上見坂堡塁で最も知られる遺構がこちらの兵舎跡の建物。


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コンクリートと石組みで構成されていますが、場所によっては崩壊しつつあるようです。


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~兵舎跡~
明治後期に兵舎として建てられ、砲を砲台に据えた時は、砲発射要員、雑役炊事兵を含めた百人程度の仮眠所に使われました。また平時は火砲四門が格納できるようになっており、砲を雨ざらしにしないためここに移されました。第二次大戦中は演習用兵舎に使われ、戦後は国際無線用動力の発電機が置かれていました。

ふむふむ。なるほどねぇ。(=゚ω゚)


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おセンチな落書き。


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内部はこんな感じで空っぽな状態。
風通しも良さそうですので仮眠所としてなら先ほどの砲側庫よりずっと快適そうかな。


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動力用の発電機が据え付けられていたようですが、配線類の痕跡も見当たりませんでした。


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なるべく奥行を感じさせるようなアングルを狙っちゃうんですよねぇ。こういうのって。


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石組みを覆っていたモルタルは剥離しまくってますね。


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最後に他の砲台跡ではあまり見かけない貴重な遺構が、コチラの砲兵詰所跡という塹壕跡。


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ロシア兵を迎撃するための溝がこの砲兵詰所と呼ばれる塹壕で、仮眠所としても使われたと記されていますね。
この堡塁はどこでも仮眠所になりえるわけですが、この砲兵詰は屋根がないので最も低待遇な仮眠所といえそうです。


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寝れんわ、さすがに(´Д`;)


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ということで上見坂公園内に残る対馬要塞 上見坂堡塁跡を見学しました。
次回も飽きもせずに砲台跡めぐり続くのであります。
ほいでは~( ´ω`)ノ