ど~もど~も( ´ω`)ノ
前回からの続きで『2023年 4泊5日で岐阜・富山・新潟・長野・山梨に行ってきました』
この旅2日目の朝は6時半に起床いたしました。
昨夜は暗くなってから宿に到着したこともあって、スーパーで買ったお弁当食べてすぐ寝てしまいました。
元遊郭だった宿に泊まったので妖艶な雰囲気ではあったのですが、もしかして火事だったりして?と襖を開けてみたら謎が解けました。
部屋と廊下の間にピンクのカーテンが取り付けられていたんですね。
ということで今回宿泊した宿は富山県の上市町という場所にあるゲストハウス松風。
民泊という形態でairbnbという民泊専用予約サイトのみで受付を行っている宿なんですねぇ。
今回初めて民泊を利用させていただいたわけで、慣れない手続きで色々と戸惑うこともありましたが無事に宿することができていい経験となりました。
宿に到着すると玄関先に暗証番号付きの鍵があり、それを受け取って玄関の戸を開けることができます。
管理人は常駐しておらず、チェックインからチェックアウトまで誰にも会うことはなく丸っと一軒貸し切り状態なわけです。
丸っと貸し切り状態なわけですが、一階に居住スペースはなく二階の三部屋で過ごすことになりました。
元遊郭の建物ですので傷んでいる箇所も随所に見られますが、掃除は行き届いていますのでその点は安心して過ごすことができました。
ただ少しだけ気になったことと言えば、宿泊に際し予めお布団が敷かれてあるこのお部屋なんですが・・・
ちょっとだけ怖いんですねぇ。こういった和室に慣れていないせいもあるでしょうけど。
有難いんですけどね。有難い肖像画なんですけど、恐れ多いことですができれば別の部屋が良かったかなぁと思った次第です。
結局、部屋の電気は消すことが出来ず付けっぱなしで寝ることになりました。
民泊もしくはゲストハウスなのでみんなでワイワイ宿泊するなら気にもならないんでしょうけど、ひとりでこの広く古い遊郭建築に泊まるとなるとなかなかの心細さではあります。
ちなみに昨夜は風雨が強かったせいで一晩中雨戸がガタガタと騒ぎ、建物全体がギシギシきしんでいたことも不安を煽る原因でした。
しかしそれも100年以上前に建てられた遊郭建築に宿泊することで得られる貴重な体験、醍醐味なんですよねぇ。
ちなみにこの柱時計、夜中に鳴ったら心臓飛び出るんじゃないかと不安でしたが、幸いにも電池切れで止まっておりました。
ではでは目覚めてしばらくしてから建物の外観を眺めに表に出てみました。
昨夜は真っ暗でよくわかりませんでしたが、こうやって見ると立派な建物なんですねぇ。
予約サイトの紹介文によれば、『1915年に建てられ、料亭として使われていた日本家屋を改装リノベーションして宿泊施設の許可を得ています』とのこと。
一階部分の一部はスナックになっているんですねぇ。せっかくなので昨晩お邪魔させてもらえば良かったなぁ。
それとこの日はあいにくの空模様でしたが、天気が良ければここから立山連峰が一望できるそうです。
絶景の宿といえそうですね。
昨夜の雨のせいもあってか建物がしっとりしており、一層に渋みが増しているように感じました。
破風を生じた玄関庇は遊郭建築の装飾として定番ですねぇ。
普段の街歩きでは遊郭建築に出会ってもあまり時間をかけてじっくり眺めることができませんが、今日は宿泊客ということですので遠慮なく隅々まで拝見させていただくことができますねぇ。
扇をモチーフとした組木の装飾。内側からはガラスを通して透かし模様となるんですねぇ。
引戸玄関の格子にも中陰松皮菱の意匠。
次回も『2023年 4泊5日で岐阜・富山・新潟・長野・山梨に行ってきました』の2日目を綴ってまいります。
ほいでは~( ´ω`)ノ
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