どもど~も(*´ω`)/
前回からの続きで、2015年に長野県の諏訪市、松本市を一泊二日で訪れたときの様子です。
松本駅前の居酒屋にて夕食を済ませたあとは、旧赤線エリアの西堀へ行ってみることにしました。
かつての旧赤線街といえど、現在はそれっぽい建物がこの一軒くらい。
しかしその一軒が放つオーラがホームラン級です。
周辺はしっかり区画整備され、道路を挟んで対面には高級そうなマンションやら店舗が並ぶ中に、ひとつだけ異彩なオーラを放つ妓楼風なこの魔窟的建物。
妖しいです。ぞくっとするほど猛烈に妖しいです。
そして年季の入ったモルタル壁が妙に汚らしく見えるんですね。
まぁ、そこが良くてそれを観にきたんではありますけど。
煌々と灯るピンクのネオンがエロ眩しい。
一階部分は通りぬけになっています。
共同トイレがあったりしますが、これまたなかなかの様相でありまして。
抜けた先にはまた別のお店が続いていました。
外には意味深なパイプ椅子。そしてテーブルを並べて皿やコップが乱雑に置かれていました。
遣り手婆の姿はありませんでしたが、もしかしてここは現役の私娼窟なんでしょうか。
また明日、明るくなってから来てみようかな。
営業中のお店の周りをカメラを持ってウロウロしているのはよろしくないので今日はこれにて撤収です。
・・・ということで、二日目の朝。
宿をチェックアウトする前に、昨晩訪れた西堀に再び行ってみることにしました。
昨夜はあまり細部まで見れなかったので、早朝ならじっくり撮影できるかなぁ。
すでに混雑が始まりつつある松本城の横を西堀を目指して歩いていきます。
途中、ちょっとレトロなお店もチラホラ。
西堀に到着しました。
妖しげなネオンサインが灯っていた昨晩の雰囲気とは全然違っています。
朝の爽やかな陽射しに照らされて、浄化されてる感じかな。
昨日はここで異国のお姉さんが呼び込みをしていたせいで、あまりカメラを持って長居できなかったんです。
さすがにこの時間は全て閉まってます。
1階はスナック。2階は居住区なのか、ちょんの間でしょうか。
そしてコレ。日中に観るとあらためてスゴイ佇まいですねぇ。
周囲の景観に全く馴染まない独尊的な佇まい。
う~む。スゴイ(゚Д゚;)
黒ずんだモルタルの壁にはスパッタリングのような白い鳩の糞がよく目立ちます。
隣が駐車場になってて柵で仕切られてます。
そのせいで横からの入店はできないみたいですが、元々はこちら側からもアプローチできたみたい。
ではでは通りぬけた先の空間へ行ってみましょう。
建物の中に入ると人の話し声が聞こえてきました。
こんな時間になってもまだ営業してる店があるみたいです。
店のドアにはこのような張り紙がありました。
『しばらく故郷に帰ります』
通り抜けた先には少し入り組んだ小路があり、ここにもスナックが密集していました。
道端には調理器具やら冷蔵庫やらが雑然と置かれています。
ドア全開の店内からはカラオケの音も聞こえてきます。
もう朝の9時を過ぎてるんですけどねぇ。
ここに密集してるほとんどの店が外国人経営なんでしょうか。
このカオスっぽさは東南アジア的ですし、お店の名前がモロにチャイナタウン。
これは一体なんなんでしょう。
豆腐に割り箸をぶっ刺して、更に線香まで立ててあるって何かのお供え!?
そしてあるお店の入り口をよく見てみると・・・
カフェーの鑑札発見。
とはいえ全然カフェー建築ではありませんが、鑑札を見つけることができただけでも満足。
長野県の鑑札は金属プレートっぽく格調高い感じがします。
というわけで以上、西堀の旧赤線街の様子でした。
次回は軍事遺産である旧松本歩兵第五十連隊糧秣庫を見学しに行きます。
ほいでは~(*´ω`)/
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